ガジェット好きで衝動買いも多い僕ですが、ミニマリストを目指しています。
いや、目指してるんじゃなくてただの憧れなのかな。
家の作業机がこんな感じですからね…。
Kindle Unlimitedで無料で読めるこの機会にミニマリストとはなんぞや?ミニマリストになるためには?というところを見ていきます。
目次
ミニマリストとは何か
ミニマリストとは「最小限の者を持って生活する人」として定義されています。
また、ミニマリストと似たシンプリストという言葉がありますが、シンプリストは「数にこだわらず、それをみると毎日テンションが上がる」ものを集めてシンプルに暮らす人として定義されています。
この本ではただ単に「最小限の物を持って生活する」のではなく、「好きなもの必要最低限に持って暮らす」というシンプリスト的な要素を含んだミニマリマストを目指すこととなります。
「好きなものを必要最低限に持って暮らす」というのは僕が理想とするところです。
ミニマリストのメリット
ミニマリストのメリットは以下のようなものが挙げられてます。
- 物を大切にするようになる
- 心にゆとりができる
- 大切なことに目が向けられるようになる
- 自分をより理解することができるようになる
順番に見ていきましょう。
物を大切にするようになる
好きなものを使っているからこそ、壊れたり使えなくなったりしたのもを修理したり、リメイクしたりするとのこと。
本では例として敗れたハンカチを縫いなおしたり、リメイクしたりすることが挙げられていますが、自分が好きなガジェットでは中々そうはいかないので、まずは壊れないように注意しながら使うのが大事なんだと思います。
心にゆとりができる
朝、切る服を決めたりするには服が多ければ時間がかかりますが、ミニマリストはそもそも持ってる服が少ないので、服を決める時間がほとんどかかりません。
その分心、時間にゆとりができるということですね。
また、服を決断することですら脳にとっては大きなパワーを使うということは色んな方が言われているので、少ないものからチョイスできるのは効果的です。
僕も服の制服化的なことを取り入れているので、朝切る服に迷うことはありません。
大切なことに目が向けられるようになる
これは「好きな物を最低限持って暮らす」という生活をする中で、あまり好きでないものが目につかなくなります。
その分自分が好きなもの、大切なものに目が向けられるということです。
心に余裕が持ててるというのも大切なものに目が向けられる要因になります。
自分をよく理解できるようになる
最低限の自分の好きなものや大切なもののみを厳選していくことで、自分が何を大切にしているのかをより深く知ることができるとのこと。
ミニマリストのデメリット
ミニマリストのデメリットは以下のようなものが挙げられています。
- 流行に乗ったファッションなどが難しくなる
- ネットショッピングや100円ショップ、プチプラ雑貨などが気軽に買えなくなる
- 新しいことを始めるのが億劫になる
こちらも順番に見ていきます。
流行に乗ったファッションなどが難しくなる
ミニマリストの暮らしは自分の好きなもの且つシンプルなもので構成されているので、流行を日々取り入れていると一向にミニマリストにはなれない。
確かに流行を取り入れていくだけでは、どんどん物が多くなってミニマリストから離れていってしまいます。
しかし、流行を取り入れた分、流行が終わったものを手放していけば、ミニマリストを保っていられますよね。
その分、お金はかかりますが…。
僕は元々服は流行ではなく、自分が好きなものを着ていたので、このデメリットは大丈夫と思いたいところですが、ガジェットは流行のもの、最新のものを持ちたい傾向にあるので、そこに関してはこのデメリットに当てはまってしまっています。
ネットショッピングや100円ショップ、プチプラ雑貨などが気軽に買えなくなる
Amazonや楽天などで気軽にものが買えるようになり、100円ショップでもハイクオリティなものがどんどん登場しているので、ついつい気軽に買い物をしてしまいがちですが、それをやっているとミニマリストから離れていってしまいます。
僕はネットショッピングも100円ショップも大好きなので、このデメリットは良く分かりますね。
でも、結婚してからはお小遣い制なので、気になったものをバンバン購入するのではなく、本当に必要かどうかをかなり吟味できるようになっています。
新しいことを始めるのが億劫になる
新しいことを始める=新しい物が必要になるといった考えですね。
新しい物を増やすとミニマリストから離れていく。
この考えはちょっと疑問符がつきました。
「好きなもの必要最低限に持って暮らす」という事が前提にあるわけなので、新しいことが好きなことであれば、新しい物も必要最低限の中に入ってくるはずです。
始めた結果、本当に好きになれなかったのであれば、その物は手放したら良いというふうになると思います。
「流行に乗ったファッションなどが難しくなる」でも思いましたが、ミリマリスと=お金をかけないという考えが著者の方にはあるように思えます。
ミニマリストになるための7箇条
ミニマリストになるための7箇条として以下のようなものが挙げられています。
- 物を持たない
- 100円ショップに行かない
- 通販サイトやフリマアプリを不必要に開かない
- 値段が高く質の良いものを持つ
- 流行に乗らない
- 今あるものを処分する
- 自分を見つめなおす
この7箇条を見て「物をもたない」や「今あるものを処分する」はミニマリストとしてはあたり前なことですね。
あとは不用意にものを増やさないために、100円ショップ行かなかったり、通販サイトを開かなかったりとウインドウショッピングも極力やらないようにしようと。
ウインドウショッピングをしても衝動買いをしないような人は全然やっても問題ないですね。
あとは、「値段が高く室の良いものを持つ」や「流行に乗らない」という項目がありますが、これは要は本当に自分が好きなものを持とうということです。
別に自分が本当に好きなら安くてもそれを使って、壊れたら買い直すぐらいの気持ちでいれば良い。
また、流行についても流行が好きならそれを追いかけたって良いと思います。
ただ、流行が終わったらをれを手放して、新たな流行を取り入れるというサイクルを繰り返せば良いだけですね。
その分、お金はかかりますが。
最後に「自分を見つめなおす」ですが、自分が本当に好きなもの以外は手放すことで自分が本当に好きなものなどを見つめ直すことができます。
まとめ
ミニマリストの定義、メリット、デメリット、ミニマリストになるための7箇条が簡潔に記載されている本になります。
個人的には本といるより、長麺のブログを読んでる感じでサクッと読むことができました。
Kindle Unlimitedで無料で読めるのでミニマリストとは何ぞや?ということをサクッと知りたい方には良いです。
あとは著者のリュックの中身を実際に見てみたいという気持ちになりますね。