復職して1週間半。
3時間勤務が終了し、6時間勤務に移行しました。
今回は3時間勤務が終了しての感想と6時間勤務初日を終えての感想を書いて行きます。
結論的に3時間勤務の最初のほうは疲労感MAXでしたでしたが、徐々に慣れてはいきました。
しかし、その倍の6時間勤務になったらまたもや疲労感MAXになり、人と関わることのしんどさを再確認させられた結果となりました。
目次
3時間勤務の終了
冒頭でも書いた通り、7日間の3時間勤務をもって3時間勤務が終了しました。
本来であれば3時間勤務を2週間(10日)ほど行うのですが、僕の復職の時期と6時間勤務へステップアップするための産業医面談の日程の都合で7日間の3時間勤務となりました。
3時間勤務を1週間終えての記事でも書きましたが、3時間勤務の最初のほうはたった3時間でも疲労感たっぷりでした。
疲労の1番の要因はやはり人との関わり合い。
休職中の時は1日中ブログやWeb系の勉強をしていましたが、一人で誰にも気を遣わずに黙々とやるのと、周囲の人に気を遣いながら作業するのとでは全然疲労度が違います。
あとはドアtoドアで片道1時間の通勤時間で肉体的な体力が削られてるといったところもありますね。
休職中は家にいることがほとんどだったので、体力の絶対値がかなり落ちているというのを感じました。
なので、休職中は気分が優れて外に出れる時は積極的に散歩をするなどして体力の維持にも努めておいたほうが良いです。
僕の場合は1年間の休職のうち散歩をしたのが復職する前の1ヶ月ぐらいなので、それぐらいだと体力は落ちきってしまいます。
とはいえ、うつ病は状態が悪いと全く動けないので無理して散歩などの運動を取り入れるのは難しいので、状態が悪い時はしっかりと休むほうが重要です。
心身ともに通常勤務に耐えれる体力を取り戻すためにも3、6、8時間というステップを踏んで本復職となるので、その期間で徐々に心身の体力は取り戻せば良いと思ってます。
6時間勤務へのステップアップのための産業医面談
3時間勤務の最終日である復職して7日目に6時間勤務へステップアップできるかの産業医面談がありました。
3時間勤務なのに、面談が昼からに設定されてるというモヤっと感はありましたけど…。
結果的にその日は昼休みを挟んで4時間勤務的な感じになりました。
改めてブログに書いててもモヤっとするなぁ。
産業医面談では以下のようなことを聞かれました。
- 3時間勤務中に行った業務
- 3時間勤務中にうつの症状が出ることはなかったか
- 薬の増減
- 僕自信が6時間勤務に耐えれると思うか
順番に見て行きます。
3時間勤務中に行った業務
僕が3時間勤務中に行った業務は以下の通りです。
- 自分用のノートPCのセットアップ
- プロジェクトの開発環境の作成
の2つです。
あとはチームのミーティングに参加したりもしました。
この業務としても一応納期は切られましたが、かなり余裕のある納期だったので、「納期までに終われるかな」といったようなストレスはありませんでした。
ここも結構気を遣ってもらってるところですね。
そんな感じだったので、特に問題なく業務をこなせたと回答しました。
3時間勤務中にうつの症状が出ることはなかったか
3時間勤務中にうつの症状で朝目が覚めて何もする気が起きないというようなことはありませんでした。
ただタメ息は増えたような気がします…。
タメ息の要因はやっぱりうつの原因となった人。
直接的なかかわりがなくても、声がでかいし、話し方にデリカシーもないので、声を聞いてるだけでウッとなります。
たぶんこれを面談で言うと3時間勤務延長となるだけだと思ったので、面談では伏せました。
薬の増減
僕は現状心療内科で8種類の薬が処方されています。
復職面談の時から処方されている薬の多さはすごく気にされていました。
なので、その薬の増減に対して質問されて感じです。
産業医面談の前に心療内科を受診していましたが、薬の増減はなかったので、正直にそのことを伝えました。
そしたら、産業医の先生は「1年間の休職+通院期間も長いのでかかりつけ医も慎重になっているんだろう」と特に問題視はされませんでした。
僕自信が6時間勤務に耐えれると思うか
僕自信が6時間勤務に耐えれると思うかですが、これは耐えれないと答えると確実に3時間勤務が延長になるので、耐えれると思うと回答しました。
実際耐えれると思うし、やってみないと分からないところもありますからね。
この回答をもって「6時間勤務へのステップアップOK」の判断が下されました。
6時間勤務初日を終えて
7日間の3時間勤務を終えて晴れて6時間勤務がスタートしました。
6時間勤務の初日の作業は前日に発生していた、僕が担当ではないプロジェクトの不具合の調査を終日行うことになっていました。
しかし、かかりつけ医からの復職診断書に「クレーム対応NG」と記載されていることと、不具合調査は納期も厳しかったりするので、ストレスがかかるだろうと上司の方が気にしてくれて、午前中で打ち切りとなりました。
納期が厳しかったりはしますが、不具合調査には答えがあるので個人的には調査をすること自体はストレスに感じないですね。
原因が分かった時はすっきりしますし。
お客様と話すのはストレスMAXなので嫌ですけど…。
個人的にはお客様と話すというところさえ止めてくれれば良かったんですけど、ここは上司のお言葉に甘えることとしました。
まぁ午前中だけで原因まで突き止めてたんで、調査自体は完了してましたけどね。
そのあとは、うちの会社が持っているパッケージソフトに対するドキュメントの作成などを行って初の6時間勤務は終了しました。
6時間勤務が終了して会社を出た時は「以外と疲れてない」と感じてましたけど、家に帰りついたら疲労感が一気に襲ってきやがりました。
やはり勤務時間が倍になると疲労も3時間勤務で徐々に慣れていたとはいえ、それ以上に疲労はするんだなと。
たぶん家に帰り着くまでは気を張ってたから疲労に気がつかなかっただけでした。
これを2週間続けると、いよいよフルタイムの8時間になってくるので、この6時間勤務の中でどれだけ心身の体力を戻せるかが勝負になってきます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
3時間勤務が終了がして6時間勤務になりましたが、やはり3時間と6時間ではいくら3時間に慣れたといっても、それ以上の疲労がやってきます。
僕の場合は最短で本復職を目指しているので、6時間へのステップアップの産業医面談ではマイナスになるような発言はしませんでしたが、まだ不安がある場合は正直にまだ6時間勤務は無理そうであることを伝えることが大事です。
無理をする後々響いてうつ病の再発(僕もまだ治ったわけじゃありませんが)の可能性が高くなるので慎重に行きましょう。
勤務時間がちょっと増えるだけでも、その分気を張る時間が長くなるので本当に注意が必要です。
作業を行うというよりも、会社のメンバーに対して気を遣うというほうが心身とも疲弊しますからね。
しかし、このように復職のプログラムがきちんとしていない会社もいくらでもあるので、復職のプログラムがきちんとしている会社である時点で僕はラッキーなんだと思います。
うつ病はずっと付き合っていかなければならない病気なので、焦らずじっくり行きましょう。