うつ病闘病記

【30代うつ病体験記】 復職から2度目の休職まで

前回まででうつ病を発症して休職してから復職するまでのの流れを書いてきました。
【30代うつ病体験記】その1
【30代うつ病体験記】休職を獲得するまでにすること
【30代うつ病体験記】休職中の過ごし方
【30代うつ病体験記】復職までの流れ

今回は復職してから2度目の休職に陥ってしまうまでを書いていきます。

復職してからの仕事内容

前回までの復職の流れでも触れましたが、復職して通常勤務に戻ってから速攻でMAXで残業しました。

周りからは

「いきなり無理はするなよ〜」

って言われながらも無理をするしかないような状況でしたからね。

速攻で休日出勤もしてましたし。

本当に医者から言われた1年間は70%パワーでって上司も含めて言われたのは何だったんだと思いながら作業してましたね。

むしろ120〜150%出しても乗り切れないようなタスク量。

もう何がなんだから分からず、やるしかないという状況でした。

仕事内容だけじゃないストレスの要因

僕が復職してから休職するまでの間に担当したのは小規模なものから超大規模なものまで6プロジェクト。

その中で、プロジェクトリーダーは別にいましたが、実質的には僕がリーダー的な役割をこなさければならない日々。

別にリーダー的なことをやるのもリーダーをやるのは構わないんですが、それが何となくそういう雰囲気になってるということ。

しかもリーダーはきちんといるので、僕のリーダー的な仕事は完全に自分のタスクの+αでしかないので、負荷が僕だけ高い状態が続きました。

僕の性格上任された(別に正式に任されてないけど)は他の人にはお願いするのは苦手。

しかもお願いしたとしても、すんなりやってくれる人なんていない状況。

そんな状態なので同じプロジェクトをやってるのに、毎日のように一番最後まで残るのは僕・・・。

徐々にメンタルが削られていきます。

最大のストレス要因である派閥

僕の会社には派閥があります。

ちなみに僕は派閥には入っていません。

むしろその派閥は宗教じみていて気持ち悪いとしか思ってませんでした。

その派閥に入っているか、入っていないかで上の人の対応がかなりかわります。

仮に全く同じ提案をしたとしても、派閥に入っていないと提案は通らず、派閥に入っていると提案は簡単に通ります。

なので、派閥に入ってると何もかも言いたい放題、やりたい放題になります。

派閥に入ってないやつが「俺は完璧だ」と言ってるけど、全然完璧には程遠くそのバグを陰でなおすのは僕だったり他のメンバーだったりします。

でも評価されるのは派閥に入って「俺は完璧」と言ってる人なんです。

訳わかんないですよね。

僕の中では本当にこれが一番のストレスでした。
(一応僕も最高クラスの評価はされてました)

それでも僕は評価が良かったからまだマシでしたが、派閥に入ってないだけでできない人レッテルを貼られる人もいましたからね。

2回目の休職になるきっかけ

そんな感じでなんとか首の皮一枚つながった状態で日々の業務をこなしてきていました。

しかし、その中である会議がきっかけでギリギリの線で保っていた糸がプツンと切れました。

あるプロジェクトの進捗の遅れを派閥に入ってるメンバーから全部僕のせいにせいにされたんです。

しかもめちゃくちゃ小馬鹿にした感じで。

内容だって進め方だってレビューして合意してましたし、プロジェクトの完了に向けて全力で他のメンバーのサポートもしてたのに・・・。

僕も色々と反論はしましたが、何を言っても無駄だと感じで、次の日から会社に行くことができなくなりました。

なんで僕があんなこと言われないといけないのか・・・。

なんで小馬鹿にされないといけないのか・・・。

本当に悔しかったです。

心療内科でまたうつ病の診断書をもらって会社の上司に連絡するとき悔しく涙がでました。

今でもその時のことを思い出すと悔しくて涙が出てきます。

そういうことで僕は2度目の休職に入ることになります。

まとめ

完全に愚痴のような内容になってしまいましたが、これが復職から2度目の休職に入るまでになります。

あの時の悔しさは本当に忘れないですし、トラウマにさえなっています。

ちなみに復職から2度目の休職の間までは月1で心療内科に通っていましたし、うつ病のくすりも飲み続けていました。

そのことは会社も知っていました。

でも、現実はそんなこと関係ないんです。

もちろんそのことを気にしてくれる人もいますが、気にしない(メンタルが弱いだけ)と思っている人のほうが多いです。

だから復職した直後からフルパワー以上のタスクがふられることになります。

こういう事例は多いと思います。

それか、窓際族にされるか。

本当にうつ病はメンタルの強い、弱いなんて関係なく、誰でもなる可能性があるということがもっと認知されたら良いなと。

そうすれば、復職した人に対しての接し方とかが変わってくるんじゃないかなと思います。

ABOUT ME
Jyu2
ソフトウェア会社(SIer)で10年以上勤務のシステムエンジニア|ポケットWiFi使用歴2年以上|ポケットWiFi+αで快適でお得なインターネット環境を構築するための情報を発信|その他、IT情報やWebサービス、アプリ、ガジェットなどの情報を発信|自分と他の人のカバンの中身を紹介するメディア「カバンの中身ラボ(https://kaban-no-nakami-labo.com/)」も運営しています。 ポケットWiFi選びに迷ったらTwitter、お問合せフォームからご連絡ください。