読書

【読書】夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神:水野敬也

Kindle Unlimitedの対象に「夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神」がなっていたので読みました。

「夢をかなえるゾウ」はドラマ化もされている、小説だけどビジネス本、自己啓発本のようなイメージの本です。

ゾウはガネーシャというインド神で、ガネーシャが悩める人の人生を変えるために様々な課題を出し、それを乗り越えていくことでその人の人生が変わっていく様が描かれています。

その課題の内容がビジネス本や自己啓発本に書いてあるようなものとなっており、その課題に自分自身も挑戦していくのがこの本の使い方です。

シリーズ1の「夢をかなえるゾウ」の課題と自分の感想をまとめているので、そちらも見て頂けると幸いです。

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あらすじ

売れないお笑い芸人である主人公の夢は売れっ子のお笑い芸人になること。

しかし、自分には才能がなくお笑い芸人を辞めようと決意したところに突如現れたガネーシャ。

そのガネーシャはピン芸人である主人公に「コンビを組んでゴッド・オブ・コント」で優勝しようともちかける。

そうしてコンビを組むことになった2人だったが、ガネーシャのお笑いセンスは皆無。

さらに主人公には貧乏神が取り憑いていることも発覚して、ゴッド・オブ・コント優勝は難しい状況。

果たして主人公はゴッド・オブ・コントで優勝することはできるのか?

「お金」と「幸せ」の真の関係が理解できる、シリーズ2作目。

ガネーシャの課題

ガネーシャが出した課題は以下のようなものです。

  • 図書館に行く
  • 人の意見を聞いてなおす
  • 締切を作る
  • 失敗を笑い話にして人前で話す
  • やりたいことをやる

順番に見ていきます。

図書館に行く

仕事、お金、人間関係、幸せ・・・人間の悩みはいつの時代も同じであり、本にはこれまで地球で生きてきた人間の悩みを解決するためにずっと昔から作られてきたものである。

だから図書館に行って自分の悩みを解決できる「本」を探して読もうという課題です。

成功している人はみんな読書家であることが分かりますね。

そんな成功してきた人がわざわざ本として、悩みの解決方法を書き残してくれているので、これを利用しない手はないですね。

僕も最近は本といったら小説が多くなってしまってますが、自分の悩みを解決できるような本、例えば緊張しない方法とかのものも読んでいこうと思います。

人の意見を聞いてなおす

「自分には才能がない」という自分にガネーシャはそれを一番の強みにするように言います。

そして、お客さんの意見を素直に取り入れて、改善しまくれと。

客観的な意見って大事ですよね。

でも、そう分かっていても人の意見を取り入れるというのは中々難しいことです。

僕もレビューでの指摘や色々なところでもらうアドバイスをもっと素直聞いてなおしていこう。

締切を作る

人間にはいわゆる火事場のくそ力があるってことを言ってます。

そのためには、そもそも締切がないと火事場のくそ力も出ないよってことです。

仕事の時は納期があるんで良いですが、ブログを書く時にきちんと締め切りを作って書くようにしたいですね。

失敗を笑い話にして人前で話す

失敗したことや、恥ずかしいことを人に笑い話として話すことで、人目を恐れずに色んなことに挑戦できるし、自由に生きることができるらしいです。

確かに失敗したことを人に隠していると、失敗したところを人に見せれなくなるので、失敗することを遅れてそもそも挑戦しないようになってしまいそうですね。

でも、僕は失敗を笑い話にして人に話したりしますけど、失敗を遅れて挑戦するのにビビってしまいがちです。

失敗しても死なないし、恥ずかしいことではない。

もっともっと失敗を恐れずに挑戦して、笑い話(失敗談)を増やしていかないとですね。

やりたいことをやる

やりたいことをやることは人を一番成長させる。

なぜなら、やりたいこと=憧れを持ってることは、自分が「知らない」ものだから。

それをやることで成長するということです。

やりたいことをやって自分が成長できるっていうのは一石二鳥ですよね。

僕がやりたいことは以下のようなこと。

  • ブログ
  • プログラミング(Webアプリ開発)
  • キャンプ

ブログは今もやってますが、Webアプリの開発やキャンプはやったことがありません。

今年中に手をつけて、やりたいことやって成長していきたいですね。

貧乏神の教え

今作はガネーシャが課題を出すだけでなく、貧乏神が「お金」と「幸せ」の真の関係を教えてくれます。

貧乏神の教えは以下のようなものです。

  • 楽しみをあとに取っておく訓練をする
  • プレゼントをする
  • 他の人が気づいていない長所をホメる
  • 店員を喜ばせる
  • 自分が困っているときに、困っている人を助ける
  • 欲しいものを口に出す
  • 日常に楽しさを見出す

楽しみをあとに取っておく訓練をする

目の前の誘惑を我慢できない人というのは「楽しみは、あとに取っておいた方が大きくなる」という経験をしたことがない。

我慢強い人は通帳にお金がたまっていくのを見たり、そのお金で買えるものを想像したりする楽しさを知ってる人。

結局人は楽しいことしか続けれないので、そういう人でないとお金をためることをできます。

僕はお金がたまったら結構すぐに使ってしまうタイプなので、もっと楽しみをあとに取っておく訓練をする必要がありますね。

でも、積立NISAをコツコツやってて、その積立金額が少しずつ増えて行くのを見るのは楽しいので、これを利用して訓練していこうと思います。

プレゼントをする

プレゼントは自分でお金を出して相手を喜ばせようとする仕事とは逆の行為。

でも、プレゼントをして相手を喜ばせる経験をすれば「自分以外の誰かを喜ばせることは楽しい」と感じられる。

そして「自分以外の誰かを喜ばせることは楽しい」ということはプレゼントすると楽しい気持ちになるので、自分も幸せな気持ちになることができます。

これはプレゼントに限った話しではなく、仕事で困っている人を助けた時も一緒かなと思います。

助けた相手は喜んでくれるので、自分も幸せな気持ちになります。

まぁその分のしんどさはありますけど。

他の人が気づいていない長所をホメる

これをされてうれしくない人はいない。

でも、他の人が気づいていない長所をホメるというのは難しいですね。

これはプレゼントをするというところであった、「自分以外の誰かを喜ばせることは楽しい」というところに通じるところがありますね。

ホメるというお金を使わない行為でも相手を喜ばせることができるということです。

店員を喜ばせる

お客さんは単純に「お金を払う人」ではなく、「お金を払っているんだから喜ばせてもらって当然」と考えて偉そうな態度をとるのが「お客さん」。

「お金を払う人」の中でも、店員に「ありがとう」などの声かけをする人は相手を喜ばせていることになっている。

貧乏神の教えは相手を喜ばせることに関することが多いですが、それが自分の喜び、幸せにつながるということになります。

自分が困っているときに、困っている人を助ける

自分が困っているときに人を助けてあげられる人は、「困っている」という感情から抜け出すことができる。

それに気づいた時は、人は当たり前のように人を喜ばせることができるようになる。

これも相手を喜ばせる系の教えになります。

それにしても自分が困っている時に、困っている人を助けるというのは言葉以上に難しいです。

その分、これができれば人を喜ばせるプロになれそうですね。

欲しいものを口に出す

自分の欲求を口に出すと、他人の欲求とぶつかり、いい人でいられなくなる。

でもそうやって欲求をぶつけながら、それでもお互いが喜べる道を見つけていくことが成功するための秘訣。

日常に楽しさを見出す

お金で買える喜びは全て他人が作ったもの。

でも、どんなんいつらい状況でも、それを楽しもうとする気持ちさえあれば、人は、自らの手で喜びを作り出すことができる。

お金がなくても、人は幸せになることができる。

釈迦の教え

実は釈迦も人間とコンビを組み「ゴッド・オブ・コント」に参加しており、一つだけ教えを教えてくれます。

  • 自分と同じ苦しみを持つ人を想像する

自分と同じ苦しみを持つ人を想像する

「自分だけが苦しんでいる」と考えるからつらいが、自分と同じ苦しみを持っている人は必ずいる。

苦しみを持たない人間はいない。

「自分だけが苦しんでいる」っていうのは僕は結構思ってしまいがちです。

自分と同じ苦しみを持っている人がいると考えると少しは気持ちが楽になりますね。

まとめ

今作もガネーシャの言葉がビシビシと突き刺さります。

相変わらずコミカルタッチで書かれているので、本当に読みやすい自己啓発本です。

自己啓発本やビジネス書を読むのが苦手だという方は、まず「夢をかなえるゾウ」シリーズで本を読むことに慣れたら良いと思いますね。

1作目を読んだ後に2作目、3作目を読もうとした時に油断してたらKindle Unlimitedの対象でなくなっていたので、今回はそうならないようにサクッと3作目も読んでしまいます。

あと、ドラマも気になるなぁ。

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Jyu2
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