こんにちは。
ポケットWiFi使用歴2年以上のじゅに(@Jyu210)です。
ポケットWiFiを使用しているだけでなく、自宅には光固定回線も引いており、ポケットWiFi導入の相談も受けています。
最近はポケットWiFiの紹介ばかりでしたが、今回はインターネットを利用するにあたり、必ず名前を聞く回線事業者やプロバイダーについて解説します。
- 回線事業者って何者?
- プロバイダーって何者?
- スマホってなんでインターネットに接続できるの?
結論からいうと回線事業者とプロバイダーの2つと契約しないとインターネットの利用はできません。
しかし、回線事業者やプロバイダーを意識せずともインターネットを利用できている方がほとんどだと思います。
代表例はスマホですね。回線事業者はなんとなくドコモやau、SoftBankだと分かるとは思いますが…。
スマホを契約する時はドコモやau、SoftBankと契約するだけでインターネットに接続できてしまいます。
このあたりもしっかりと解説していきますね。
では、早速見ていきましょう。
目次
インターネットを利用するために必要なもの
インターネットを利用するために必要なものは回線事業者とプロバイダーの両方が必要というのは冒頭で解説しました。
この回線事業者とプロバイダーは初心者では混同したり、そもそも何か分からない方が多いのが実情です。
ここでは回線事業者とプロバイダーをなるべく難しい言葉を使用せずに解説します。
回線事業者
回線事業者とは光回線などのインターネット回線を提供している会社のことをいいます。
インターネット回線は大きく4種類に分けられます。
- 光回線:光ファイバーを利用してデータを送受信する高速な通信回線
- モバイル回線:WiMAXなどの外出先でも利用可能な回線
- ケーブルテレビ(CATV)回線:ケーブルテレビに付属した回線
- ADSL回線:電話回線を使用した旧式の回線
この中でも速度が最も高いのは光回線になります。
モバイル回線は家だけでなく、ポケットWiFiなどで外に持ち出せるのが良いです。
ADSL回線はもう数年したらサービスが終了になるので、ADSL回線を利用している方は光回線などに乗り換えを検討する必要があります。
ケーブルテレビ回線は光回線よりも速度は劣るものの、光回線が届かない場所でもインターネットが利用できるところが特徴です。
僕がオススメしているポケットWiFiはモバイル回線の回線事業者ということになります。
プロバイダー
プロバイダーは正式にはインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)といいます。
正直いって正式名称は知らなくても問題ないので、スルーしてもらって構いません。
プロバイダーは、回線事業者のインターネット回線を実際にインターネットに接続させることが役割です。
光回線だけ引いてもプロバイダーと契約しなければインターネットの扉が開くことはありません。
光コラボレーション
最近ではNTT東日本とNTT西日本(回線事業者)がプロバイダーに光回線を提供し、プロバイダーが光回線をセットで販売するモデルが出てきてます。
これが光コラボレーション(光コラボ)です。
光コラボレーションを選択することで、プロバイダー独自の特典を受け取れたり、スマホ割を受けられるなど、月額費用が安くなる可能性があります。
ちなみに我が家が利用しているソフトバンク光は光コラボレーションで、SoftBank系列のスマホ割を受けれています。
(スマホはSoftBankとY!mobile)
回線とプロバイダーの支払いを一本化できるのもメリットですね。
スマホのインターネット接続の仕組み
インターネット接続するには回線事業者とプロバイダーと契約する必要があるのは分かったと思います。
しかし、スマホを契約した時のことを思い出してください。
回線事業者であるドコモやau、SoftBankと契約はしてもプロバイダーとは契約していませんよね。
それでもインターネットが利用できています。
それはドコモやau、SoftBankもプロバイダの機能を持っているからです。
ドコモやau、SoftBankからの請求書を見ると「spモード」や「LTENET」などで300円ほど請求されているはずです。これがプロバイダー機能分の料金となります。
格安SIMの場合はキャリアの回線を借り受けて、各社がプロバイダー機能の分も通常の月額料金に含めて提供されています。
ポケットWiFi(4G・5G)のインターネット接続の仕組み
ポケットWiFiもスマホと同じようなイメージですね。
ポケットWiFiを契約したキャリアでプロバイダー機能がセットになっています。
また、クラウドSIMのポケットWiFiレンタルサービスである場合も回線とプロバイダー機能がセットとなります。
ポケットWiFi(4G・5G)はプロバイダーという名前すら出てこないので、どの回線を使うかだけを意識すれば良いです。
ポケットWiFi(WiMAX)のインターネット接続の仕組み
ポケットWiFiには4Gなどのスマホと同じ回線を使用したもの以外に、WiMAXの回線があります。
WiMAXはUQ WiMAXが回線を持っており、プロバイダー機能もセットでの提供です。
WiMAXのポケットWiFiでややこしいのは、調べるとプロバイダーと契約する必要があるというふうに見えることです。
厳密に言うとプロバイダーと契約する必要があるのですが、プロバイダーがUQ WiMAXの回線を借りて、プロバイダー機能とまとめて提供してくれます。
なので、UQ WiMAX本家と契約するか、その他のプロバイダーと契約するかの2択となります。
プロバイダーというよりUQ WiMAXの販売代理店と考えたほうがわかりやすいです。ちなみに、UQ WiMAXと別のプロバイダーで契約したほうが、キャッシュバックなどお得に契約できます。
回線事業者とプロバイダーのまとめ
回線事業者とプロバイダーについて解説しましたが、いかがだったでしょうか。
結論としては以下の通りです。
- 光回線:回線事業者とプロバイダーを契約する必要がある(光コラボレーションはプロバイダーが光回線をあわせて提供)
- ケーブルテレビ回線:回線事業者とプロバイダーを契約する必要がある
- ADSL回線:回線事業者とプログバイダーを契約する必要がある
- スマホ:回線事業者(ドコモ、au、SoftBank)がプロバイダー機能もセットで提供している
- ポケットWIFi(4G・5G):スマホと同様
- ポケットWiFi(WiMAX):プロバイダーが回線(UQ WiMAX)をセットで提供している(プロバイダーはUQ WiMAXの販売代理店のイメージ)
まとめてみてもややこしいですね。
ポイントとしては回線事業者によってはサービスの違いはあまりないものの、プロバイダーによってはキャッシュバックなどが違ってきます。
インターネット回線を契約する際にはプロバイダーの選択に注意しましょう。