前回読んだどんな本でも大量に読める「速読」の本と対極にあるような本かもしれませんが、読書効率UPを目指して図書館でかりてきました。
もちろん、どんな本でも大量に読める「速読」の本で書かれていた速読を試してみましたよ。
目次
読書は1冊のノートにまとめるポイントとルール
著者の奥野宣之さんは情報は1冊のノートにまとめなさいという本も書かれています。
読書は1冊のノートにまとめなさいはその派生版ですね。
この本では読書を以下の5段階に分けて考える「インストール・リーディング」というものを提唱されており、インストールフローと読んでいます。
- 探す
- 買う
- 読む
- 記録する
- 活用する
この5段階の情報を1冊のノートに一元管理します。
一元管理する利点は前著の情報は1冊のノートにまとめなさいで説明されているようですが、ポイントは以下とのこと。
- 一冊にまとめるのは「ラクである」
- やり方が単純なので「続けられる」
- 「低コスト」なので、スペースを気にせずいくらでもメモできる
- 一元化すれば情報は必ず一箇所に「ある」
- あとで除法を探し安いので「活用できる」
- 自然とデータベースができ、「オリジナルノート」が作れる
引用元:読書は1冊のノートにまとめなさい
さらに一元化する技術として以下のようなルール(技術)が紹介されています。
これは読書ノートに限った話しではありません。
何でも1冊のノートに書く
日頃気になったことを分類せずに書きます。
どうでも良い役にたつかどうか分からない思いつきも全てノートに書きます。
ここで分類をしていると思いつきもどの分類のところに書いたらいいか迷うことになるので、結果的にノートに書かないということになってしまいます。
そうすると結果的に思いつきを逃してしまい、後々の機会損失に繋がる可能性があります。
時系列を守り日付を6桁で書く
分類しないかわりにノートは時系列を守って書きます。
1日何ページでもかいて良いですし、1日に必ず1ページ書かなければいけないということもないので、何も書かなくても良い日があっても良いとのこと。
ただ、日付は6桁(2020年1月23にであれば「200123」)で書き、日付の区切りには線を引くだけ。
速記法でラクして書く
できるだけ速くかければ略語でもなんでも使用しても良いということです。
別に感じじゃなくて、平仮名でもカタカナでも構わないですし、東京を「TK」のように略してしまっても良いです。
あくまで自分が分かればそれでOK。
目的は綺麗なノートを作るのではなく、情報をノートに残すこと。
とりあえず貼る
書くのが面倒で、切って貼ることができるものは貼ってしまう。
これが一番楽。
ノリつけが面倒か・・・。
本を効率的に探して買う
インストールフローの「探す」と「買う」です。
インストール・リーディングの第一段階は本当に読みたい本、読む必要がある本を「選んで買う」ということ。
そのために探書リストを作成して予め読みたい本をリストアップして置く必要があると書かれています。
なぜ予めリストアップするのかというと、リストアップした時点でその本を読む「目的」がうまれるので、目的意識を持って読むことができるようになるとのこと。
これは確かに「なるほど」と思わされました。
僕はいつも本屋や図書館に行って、本のタイトルなどからなんとなく読む本を選んでいます。
こでは本を読む目的がはっきりしてないので、なかなか頭に入ってこないですよね
「SEOを学習するから」「ライティングを学びたいから」こういった目的をきちんと持って本を選ぶ重要性を認識させられました。
読書ノートをつける
インストールフローの「読む」と「記録」するです。
読書ノートは
「200123「どんな本でも大量に読める「速読」の本」読了」
の1行だけでも良いとのことです。
もちろん、ノートにぎっしりと書くようなものがあっても良いです。
大事なのは継続することです。
これはブログでもプログラミングでも何にでも言えますね。
継続は力なり。
継続に勝るものはありません。
また、読書ノートにアウトプットするということを前提に読むと本を読む意識も変わってくるとのこと。
これは読書の感想をブログに書くことで実感できますね。
僕の場合はうまくまとめきれてはないですが、読んでる最中からブログにどうやってまとめて書こうかと考えて読むようになって、本により集中できるようになっています。を活用する
ノートを活用する
インストールフローの「活用する」です。
読書ノートをベースに文章やアウトプットをしていくことで、読書を体験として体に染み込ませます。
本の内容を人に話しても良いし、ブログに書評を書いても良い。
読書ノートに新たな考えを書き加えても良い。
何でも良いからアウトプットしないと本の内容が自分にインストールされるとのこと。
これは実体験として、会社などでも自分が分かっている内容を他の人に教える(アウトプット)すると、より知識が定着することでも分かります。
その他にも読書ノートを効率よく参照するために、索引をPCで作成することも紹介されていました。
感想・まとめ
この本を読む前に前著の情報は1冊のノートにまとめなさいを読んだほうが良いかもしれないですね。
というか、情報は1冊のノートにまとめなさいを読んだら事足りるような内容であるような気もしないでもないです。
情報は1冊のノートにまとめなさいを読んでないので、なんとも言えませんが。
また、この1冊のノートにまとめるシリーズは今のiPad+Apple Pencilとものすごく相性が良いように思えました。
GoodNoteやEvernoteをうまく使えば検索も1冊にまとめるのも思いのままですし、スクラップを貼り付けるのも写真を撮って添付すれば良いですからね。
なので僕はiPad+Apple Pencilのコンビで読書というか情報を全てiPadに集約していきたいと思います。