前回の記事で休職中の過ごし方について書きました。
要は何しても良いけど、普通に働いている人にバレないようになど、細心の注意を払いましょうってことです。
今回は復職までの流れについて書いていきます。
※これはあくまで僕の会社での例なので、会社によっては対応が違ってくることについてはご了承ください。(但し、うちの会社の対応は学会かなんかのガイドラインに沿ったものらしいので、ある程度の規模の会社であれば同じ流れになるかと思います)
復職までの流れ
復職までの流れは以下の通りになります。
- 医者から復職診断書をもらう
- 医者と会社の人事・上司を含めて復職面談を行う
- 4時間勤務の開始
- 6時間勤務の開始
- 8時間勤務の開始(残業なし)
- 通常勤務の開始
順番に見ていきます。
医者から復職診断書をもらう
復職を行うための第1ステップは医者が復職しても良いと判断した証拠となる「復職診断書」医者からもらうことです。
医者と話しをして、復職が可能と判断してもらったら、復職診断書をもらいます。
僕が行っていた病院の先生は患者の意見を尊重してくれる方で、僕は休職期間を1ヶ月と決めていたので、すんなりと復職診断書をもらうことができました。
もちろん、いくら患者の意見を尊重してくれるといっても症状に改善が見られないと復職診断書はもらえません。
僕はなんとしても1ヶ月で復職したかったので、「もう全然大丈夫です」ということをかなりアピールした記憶があります。
でも、これが間違いだったことはうつ病を再発した時に分かることになります・・・。
医者と会社の人事・上司を含めて復職面談を行う
復職診断書をもらったら、その復職診断書を持って会社のの人事・上司・医者と面談を行います。
その場に自分も入りはしますけど、基本は医者と人事・上司の方が症状やこれからの対処方法について話すのがメインになります。
うちの会社は本復職までに4時間勤務(1〜2週間)、6時間勤務(1〜2週間)、残業なしの8時間勤務を(1〜2週間)やっての本復帰となります。
4時間勤務の開始
復職面談が終わったら4時間勤務が始まります。
うちの会社は9時始業だったので、昼休みを挟んで、14時までの勤務でした。
たったの4時間ですが、仕事から離れていたこともあり、毎日かなり比叡していたのを覚えています。
この4時間勤務が終わるかどうかも、人事・上司・医者との面談にて決定されます。
6時間勤務の開始
4時間勤務をクリアしたら次は6時間勤務になります。
やはりここまでは他の人の業務期間中に帰るということん対してかなりのうしろめたさを感じます。
もちろんこの6時間勤務が終わるかどうかも、人事・上司・医者との面談にて決定されます。
8時間勤務(残業なし)の開始
6時間勤務をクリアしたら残業なしの8時間勤務になります。
この残業なしの8時間勤務をクリアしたら、晴れて通蔵勤務(残業もできる)に戻ります。
まぁ残業なしの期間もしょうがなくサービス残業をしてた時もありましたけどね。
通常勤務の開始
残業なし8時間勤務をクリアしたら残業が解禁され。通常の勤務体系に戻ります。
しかし、医者からは一度うつ病になってしまうと再発の可能性は高くなるから最新の注意をはらい、100%で仕事をさせるのは1年後ぐらいからと言われました。(それまでは70%ぐらい)
通常勤務に戻ってから
通常勤務に戻ってからは初日からMAXで残業しました。
これはいままで分を取り戻そうとかではなくって、どうあがいても残業しないと終わらないようなタスクがふられていたからです。
僕の中では医者の話しもありましたし、1年ぐらいはゆるやかなタスクが与えられると思ってましたが、そんなことはありませんでした。
バシバシと最前線のタスクを与えられ、残業量は1、2位を争う感じ。
正直わけがわかりませんでした。
アレも自分のタスク、コレも自分のタスク・・・
誰の責任かよく分からないやつも自分の責任・・・
医者から忠告された1年間は70&ってどこに行ったんや?と思いながらタスクをこなす日々。
こうやって僕のメンタルは再びむしばまれていきました…
まとめ
今回は復職まで流れを紹介しました。
うちの会社は一般的な復職プログラムが組まれているので、即8時間勤務なんてことはありませんでした。
しかし、その復職プログラムを終えてからは何の配慮もないです。
というか復職プログラム中から配慮のないタスクのふられ方でした。
これにはまたメンタルをやられていきいましたね。
ということで1回めの復職までの流れは終了ですが、お察しの僕はうつ病を再発してしまいます。
次回からは2回めのうつ病についての話しをしていきます。