嫁さんがうつ秒の僕のために図書館で借りてきて本パート2。
「心のストレス超整理術 なぜかすべてがうまくいかないと思った時に読む本」
嫁さんから見てもすべてがうまくいってないと見えているんでしょうね。
この本を読んでストレスを超整理してうつ病の寛解に向かって進んでいきたいです。
著者紹介
「心のストレス超整理術 なぜかすべてがうまくいかないと思った時に読む本」の著書は精神科医の田中和秋さんです。
1960年東京生まれ。
1996年九州大学医学部医学科卒業。
米国ウェイン州立大学医学部(1997-2000年)、九州大学医学部(200-2004年)、2005年より西ヶ原病院院長、現在にいたる。
精神科全般の診療を続けているが気分障害、統合失調症の薬物両表を忠臣んんい副作用を極力避ける治療を目指している。
「あきらめない、あきらめさせない」が信条
心のストレス超整理術 なぜかすべてがうまくいかないと思った時に読む本:表紙折り込み
内容
うつ病というより、うつ病の一歩手前の「うつ症状」の時に読むべき本。
「うつ症状」からうつ病にならないためのケーススタディが18ケース書かれている。
なぜかすべてがうまくいかないというのも「うつ症状」から「うつ病」になるサインであるとのことです。
内容としては見出し、小見出しで細かく区切られているいるので読みやすい内容となっています。
今回はこれらの内容の中から自分が気になった3箇所を紹介します。
ストレスが溜まると物事がうまくいかない
ストレスとは自分の感情も含めて、今自分がいる状況そのものがストレスといえる。
怠けてるわけではないのに、どいうわけか物事がうまくいかない時は誰にでもある。
こうなると悪循環はスタートしていて、ストレスは溜まる一方。
適度なストレスはいい緊張感を与えて人にやる気を起こさせるが、過度のストレスは心身を蝕んでいく。
心の整理のしかた
物事を悲観的に捉えると、怒りや憎しみ、不安といったマイナスの感情ばかりが起こるため、ますます悲観的な思考に支配されて悪循環に陥って抜け出せなくなる。
それを抜け出すには自分の心を整理して客観的にみる必要がある、その心の整理の仕方が書かれています。
まずは現在の状況を「悩み」「出来事」、「事実」と「感情」に分ける。
そこから事実についての理由を理論的にあり得る可能性を探す。
そうすることで心に「余裕」を持たせてストレスの軽減になる。
色々書き出したり、分析したりするのは苦手だけで、少しでも状態をよくするためには現状の心をもっと整理しなければいけないなと感じた。
自分に自信が持てない
自信とは、自分自信を肯定する「自己肯定感」を持つことをいう。
自信が持てないのは自己肯定感が低く、自己評価が低いといえる。
これはまさしく自分ですね。
常に自信が自己肯定感が低い自信はあります。
自己評価が低い人は、周囲の目や評価を非常に気にする傾向にあるということも自分に当てはまっています。
「自己肯定感」を上げるには、日常の小さな成功体験を積み重ねていくことで形成されるので、過去の経験が土台になっている。
なので、子供のころに失敗した時に親から励まされたり勇気づけられ、成功した時は十分に褒められてもらった体験が自信につながる。
もう子供にはもどれないので、うつ病になってしまった今は家事ができた、会社に行けたといったことでも成功体験として自分を認めていくことが大事。
あとは、自分の子供が自分と同じようにならないように、精一杯励ましたり、褒めたりをより一層しないといけない。
まとめ
「心のストレス超整理術 なぜかすべてがうまくいかないと思った時に読む本」の感想いかがだったでしょうか。
冒頭にも書きましたが、うつ病になってしまった人が読むというより、うつ病の手前に「うつ状態」の人が読むことで効果がある本になっています。
「なぜかすべてがうまくいかない」と思ったら「うつ状態」になっているサインなので、早めに精神科や心療内科を受信して、うつ病の早期発見、早期治療を行い、うつを胎児しましょう。