こんにちは。じゅに(@Jyu210_engineer)です。
個人開発記録のVol.3になります。
前回は個人開発するにあたって「作りたいアプリ(サービス)」の要件定義書を作成した話しを書きました。

今回はその要件定義書にそって個人開発を進めるためのWBSの作成について書いていきます。
WBSとは
WBSとは「Work Breakdown Structure」の略で日本語にすると「作業分解構成図」になります。
「作業分解構成図」という名前からピンと来られる方(そもそも知っている方)も多いかと思いますが、プロジェクト全体の作業を細かく分解していき、管理単位や作業内容を明確にするものです。
多くがスケジュール(ガントチャートなど)と合体して作られることが多いと思いますが、WBSはあくまでプロジェクトとして「やるべきこと」を明確にするのが目的で、スケジューリングとは別です。
「やるべきこと」を「いつやるか」を考えるのがスケジュール(ガントチャートなど)の作成になります。
先程の書きましたが、WBSとスケジュールは同時に作成することが多く、今回の個人開発でも同時に作成(同じツールで管理)します。
同時にとはいえ、作業順としては「やるべきこと」の洗い出し→「いつやるか」です。
プロジェクト管理ツール
世の中にはWBSやスケジュールを管理するためのプロジェクト管理ツールが多く存在します。
以下にツールをいくつかあげてみます。
★テーブルで簡単な比較
これはほんの一例で他にもツールはまだまだあります。
そして、今回僕が選んだツールはガッシーさん(@GussieTech)が作成されたRepsonaです。
本当は使ったことがあるBacklogにしようと思っていたのですが、無料プランだとガントチャート機能が使用できなかったにも関わらず、Repsonaは無料にも関わらずガントチャート機能が使えるというのが大きな理由になります。
↑のポストで言ってる予定時間と実績時間については僕が見逃していただけで、用意されていたので、個人開発では十分すぎるほどの機能が無料で使えるのは嬉しい限りですね。
ガッシーさん、Repsonaを開発して頂きありがとうございます!
Repsonaをちょっと深掘り
僕が選んだプロジェクト管理ツールをちょっと深掘りして紹介していきます。
まず一番の特徴は「動作の軽さ」と「シンプルさ」です。
機能をのせすぎていないので、動作がとても軽く、UIもシンプルに仕上がっているので、直感的に操作ができるのは助かります。
また、タスクはカンバン形式とガントチャートを切り替えていることができます。
僕はカンバン形式に慣れていないのでガントチャートがあれば十分ではありますが、先述した通りBacklogでは有料プランでないとガントチャートが使用できないにも関わらず、Repsonaは完全無料で実現できるのはすごいです。
それ以外は他のプロジェクト管理ツールでもできるような機能ではあるのですが、繰り返すように完全無料なのが助かります。
そして、個人的にRepsonaで一番特徴的なのはタスクに対して「担当者」と「ボールを持ってる人」を管理できる点だと思います。
「担当者」の管理はどのプロジェクト管理ツールでも当たり前のようにできますが、「ボールを持ってる人」を管理できるのはかなり珍しいのではないかと。
「担当者」が誰かにQAなどを出してその回答をもらわないとタスクを進められないということはよくあることなので、このような場合に「ボールを持ってる人」の管理は役立ちます。
個人開発では基本的に「担当者」も「ボールを持ってる人」も自分自身になるので、あまり効果は発揮できませんが、Repsonaはチームでのプロジェクト管理もできるので、そこで本領発揮してくれると思います。
まとめ
今回はWBS作成について書きました。
WBSは「やるべきこと」、「いつやるかは」スケジュールというのは覚えておいて良いかと思います。
(実際には同時に考えることが多いとは思いますが)
今回はウォーターフォールを基本にしながらもアジャイル的に少しずつアプリを作り上げれるようにWBS兼スケジュールを立ててみてます。
あと、今回の個人開発は本業や他のブログ運営、趣味(ポケカ)などと両立させていきながらになるので、無理せず1h/1日で計画しているのポイントかと思っています。
(無理なWBS、スケジュールを立てると絵に描いた餅にしかならないので)
あとは、立てた計画に沿って作業を進めていきます。
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