嫁さんがうつ病の僕のために図書館で借りてきた本パート3。
自分をドンドン傷つける「心のクセ」は捨てられる!
診療内科に一緒に行った時に考え方を変える方法を考えようって言われたのが、この本を借りてきたのかな。
第一には僕のうつ病をなんとかしたいという一心が伝わってくるので、なんとかしたいですね。
著者紹介
自分をドンドン傷つける「心のクセ」は捨てられる!の著者は臨床心理士の向後義之さんです。
嫁さんが単身で市の臨床心理士さんに相談しに行ったというのもこの本を借りた理由になってるように思います。
臨床心理士。神奈川県生まれ。
石油会社での会社員生活のあと、渡米。
カリフォルニア統合大学院では、統合カウンセリング専攻。大学院終了後、サンフランシスコ市営のRAMS他でカウンセラーとして働く。
現在、東京恵比寿のカウンセリングオフィス ハートコンシェルジュでカウンセラーとして勤務し、常務執行役員を兼ねる。
柔軟かつ卓越したカウンセリング力と暖かな人柄とが相まって、多数のクライアントから絶大な信頼を得ている。
カリフォルニア臨床真理大学院東京キャンパス准教授、日本トランスパーソナル学会常任理事・事務局長、日本家族と子どもセラピスト学会理事を勤めるなど、幅広い分野で活躍し注目を浴びている。
著書に「人間関係のレッスン」、「就活でうつにならないための本」、「カウンセラーへの長い旅 四十歳からのアメリカ留学」他、共著に「仏教心理学キーワード辞典」などがある。
引用元:自分をドンドン傷つける「心のクセ」は捨てられる!
内容
表紙の折り込みに「自分の気持ちがわからず、つい、他人に合わせすぎてしまうあなたへ」と書かれてるように、他人に合わせすぎてしまう、「心のクセ」を持った人に向けて書かれた本です。
向後さんが実際にカウンセリングされた9人の方の実話を元に構成されています。
その9人の方は向後さんのカウンセリングによって新たな人生を踏み出すことに成功していますが、元々は自分を否定し、傷つける「心のクセ」を持っていました。
その「心のクセ」が形成される理由や、他人に合わせすぎてしまう方の行動パターンやその対策が書かれています。
その中で僕が気になったポイントを紹介します。
侵略型コントロール
自分を否定し傷つける「心のクセ」の基盤がつくられているのは、外部から巧妙なコントロールによるもの。
巧妙なコントロールは、相手を傷つけるような嫌味を行ったり、意地悪をしたりするなど、「小さな嫌がらせをする」といった形で行われます。
「小さな嫌がらせ」なので、コントロールされえる側からすると、知らないうちに何者かかが自分の心の中に侵入し、大切なものを奪っていくような感覚を頂くため、「知らないうちに侵入する」という意味で、向後さんは「侵略型コントロール」と呼んでいるそう。
よく見られる「侵略型コントロール」の一番多いケースは「あなたのため」と行って叱咤激励やアドバイスをすることとのこと。
「あなたのため」と言いつつ、ただの嫌味であることは自分も結構経験してます。
3つの希望
心が回復するのは以下の3つの希望をかなえることができたたときとのこと。
- 人から無条件に愛されたい
- 自分の理想を見つけたい
- 人と同じところをみつけたい
「自己心理学」によれば、これらは誰もが求めている根源的な欲求だと言われている。
「3つの希望」がかなったとき、ワクワクしたり、充実感を覚えたり、生きがいを感じたりするなど、「自分らしく、活き活きと生きている」と感じるとのこと。
この「3つの希望」をかなえるためには・・・。
人から無条件に愛されたい
誰かから肯定的に受け入れられることによってかなえることができる。
自分の理想を見つけたい
孫権できる人物や、憧れの人物と出会うことによってかなえることができる。
人と同じところをみつけたい
自分の居場所を見つけることによってかなえることができる。
他人に合わせすぎてしまう行動パターン
他人に合わせすぎてしまう行動パターンは以下の通り。
- いい人になろうとする
- 人を喜ばせようとする
- 決められない
- 失敗を恐れて動けない
- グループに徹底的に奉仕する
- 孤立する
これは孤立する以外は僕にめちゃ当てはまってます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
相変わらずうまく感想をかけてませんが、「心のクセ」を直す方法が学べる本となっています。
まずは自分の「心のクセ」、「他人に合わせすぎてしまう行動パターン」を改善していって、うつ病を克服していきたいです。
ちなみにKindle Unlimited対象の本となっているので、Kindle Unlimitedに加入している方は気軽に読んでみてください。