かなり昔の本ですが、結婚する前に嫁が持ってて、おすすめされてたので読んでみました。
嫁は自分におすすめしたことも本の内容も全く覚えてませんんでしたが(笑)
概要
「耐える」だけが精神力ではない。
心の支えは、時にたましいの重荷になる。
ーあなたが世の理不尽に拳を振り上げたくなったとき、
人間関係のしがらみに泣きたくなったとき、
本書に綴られた55章が、真剣に悩むこころの声の微かな震えを聴き取り、
トラブルに立ち向かう秘策を与えてくれるだろう。
この、短い一章一章に込められた偉大な「常識」の力が、
からなず助けになってくれるだろう。
【引用元】ここの処方箋 裏表紙
感想
全ての章が4ページでおさまっており、読みやすかったです。
また、章ごとに話しがつながっているわけでもないので、自分の悩みに合わせた章だけを読むのもありだと思います。
自分はとりあえず全部読みましたが、「なるほど」と思うもの、ピンとこないもの様々でした。
感覚的に前半の章のほうが「なるほど」と思うことが多く、後半になるにつれてピンとこないものが増えた気がします。
その中でも自分の心に残った部分を紹介します。
ふたつよいことさてないものよ
【引用元】こころの処方箋 2章
一つ良いことがあると、一つ悪いことががあるということらしいです。
仮に悪いことが続いていたとしても、探してみるとそれに見合う良いことがあるとのこと。
そうやってバランスが取られていると。自分はここ最近悪いことばっかりだと思っていたので、それに見合う良いことを探してみたり、これから良いことがおきるはずと思って前を向いていこうと思えました。
100%正しい忠告は、役に立たない
【引用元】こころの処方箋 3章
「非行はやってはいけないので、やめなさい」というような100%正しい忠告は、忠告を受けたほうは受け入れるしかないが、「非行をやめる」ためには全く役に立たない。
これだとただの注意になるので、非行をやってはいけない理由や、やめるための手段等を忠告する必要がある。
これに対して自分の後輩や息子達に対して思いあたる節がありまくるので、今後、気をつけて接していこうと思います。
イライラは見とおしのなさを示す
【引用元】こころの処方箋 10章
イライラしているのは自分に何か見とおしがたっていないものがあるからだとということです。
例えば、自分の仕事が遅れてる時に、他の人から雑談されると、自分の仕事に見通しがたっていないためイライラするのだと。
自分も最近イライライすることが増えています。
そこで、何がみとおしがたってないかと考えてみたら、以下の2点が出てきました。
- 仕事でのキャリア(今後どうなりたいか)
- プライベートでのやりたいこと
ありがちだとは思いますが、仕事でもプライベートでも見とおしがたっていないので、この理論だとイライラして当たり前だなと思えました。
これが本当にイライラ原因かどうかは分かりませんが、その可能性は十分にあるので焦らずゆっくり見とおしをたてていきたいと思います。
マジメも休み休みいえ
【引用元】こころの処方箋 13章
マジメに考えすぎるなってことです。
特に印象に残ったのが、「せっかくの休みの日を有意義に過ごさなければ」とマジメに考えてしまうと疲れてしまう的なことです。
これはまさに自分がそうで、せっかくの休みに昼ごはん食べて寝落ちしてしまったりすると、有意義に過ごせなかったと自己嫌悪し、ストレスをためてしまいます。
休みの日ぐらいここまで考えずに、あぁ疲れてたから寝てしまったんだなと割り切れるようにしたいですね。
どっぷりつかったほうが離れやすい
【引用元】こころの処方箋 34章
どっぷりつかった(はまった)もののほうが、それから離れやすい。
中途半端だと「心残り」ができて中々離れられない。
自分は広く浅くなので、「心残り」ばかりな気がします。
この間書いた、今やりたいことも全て中途半端で「心残り」があったことですし、このブログに対しても、仕事が忙しいなどの理由で中途半端になったりしてしまっています。
だからいつもモヤモヤしてるんだなと痛感しました。
とりあえずはこのブログに対してどっぷりはまるように頑張ります。
などなどです。
今後は上に書いたことに気をつけながらすごしていこうと思います。