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2013年に映画化されている作品です。
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あらすじ
連続爆弾犯のアジトで見つかった、心を持たない男・鈴木一郎。
逮捕後、新たな爆弾の在処を警察に告げた、この男は共犯者なのか。
男の精神鑑定を担当する医師・鷲谷真梨子は、
彼の本性を探ろうとするが・・・
そして、男が入院する病院に爆弾が仕掛けられた。
全選考委員が絶賛した超絶の江戸川乱歩賞受賞作。
【引用元】脳男 裏表紙
「全選考委員が絶賛」とか言われたら読まざるをえないですよね。
あらすじも面白そうですし。
感想
合間を見て少しずつ読んでたんですが、途中から止まらなくなり残り300ページぐらいを一気に読破してしまうほど引き込まれました。
感情を持たず、言葉も話せず、命令がないと行動できない。
そのかわりに一度、見たり聞いたりするだけで全てを記憶できる記憶力を持つ。
その記憶力だけを見ると、羨ましいと思うけど、感情がないというのを無理だと感じる。
感情がないということは、ストレスフルなこのご時世にストレスを感じることなく過ごせていいのかもしれないですけど、言葉が話せない、命令がないと行動できないのは代償が大きすぎます。
それだったら仮に何も覚えれなかったとしても、ストレスに押しつぶされそうになったとしても、やっぱり感情があったほうが良い。そう思います。
感情をもってるというのは本当に素晴らしく、ありがたいことなんだなと認識させられました作品だったと思います。
続編もあるみたいなので、ゲットして読みたいと思います。
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