自分は基本的にMacBook Pro(2015)でWebエンジニアに向けて学習とブログの更新を行ってるんですが、ちょっと出かけた時の隙間にも手持ちのiPad Proで作業できないかなぁと思いiOS用のエディタを探していていたところ、良い感じのLiquid Logicを発見したので紹介します。
目次
Liquid Logicの概要
Liquid LogicはMEGASOFTが今年の5月29日にリリースしたiPhone/iPad向けのテキストエディタです。
普通のテキストファイルはもちろんん、HTMLやCSS、プログラムまで編集可能という優れものになってます。
ちなみにiOSのみの提供となっており、Mac、Windows、Androidなどには対応していません。(Windows用にはMIFESというテキストエディタをリリースしているようです。)
ファイルの保管場所はローカルだけでなく、クラウド(iCloud、DropBox)にも保存可能となっているるので、Macではいつも使ってるエディタでクラウド上のファイルを編集して出先でiPadで編集ってことも嬉しいですね。
またHTMLや色んなプログラミング言語にも対応してるのもポイントが高いです。
さらにFTPでサーバーへのファイルの送受信も可能という高機能さです。
気に入ってるところ
HTMLのプレビュー機能
自分はiPad ProにSmart Keyboradこれのおかげで簡単なWebページの作成であればiPadだけで完結できそうです。
プレビューは画面を2分割で確認できます。分割は上下、左右の分割が選択可能です。
あとはブラウザも内臓しており、そちらでもプレビューできます。。
この内臓ブラウザでは既存のWebページを開きHTML、CSS、JavaScriptをダウンロードして編集するといったことまでできちゃいます。
クラウドストレージとの連携
概要のところでも書いたとおり、クラウドストレージにも対応しているので家ではMac、出先ではiPadで同じファイルを編集といったことも可能です。
出先にはできるだけMacBookProは持って行きたくないですから助かります。といってもSmart BoradをつけたiPad Proもそこそこ重いんですけどね。
今のところ対応してるサービスはiCloudとDropBoxだけですが、今後もっと対応サービスが増えて行くのを期待しましょう。
Tabや記号の簡易入力機能
キーボードの上のほうにTABや全角スペースや各種記号、カーソルキーの移動が簡易的にできます。これのおかげで、ソフトウェアキーボードを使った時に英字キーボードから変更せずにほとんどの入力をこなせます。
あまりやらないとは思いますが、iPhoneでプログラミンするときにはかなり助かると思います。
もうちょっと頑張ってほしいところ
入力補助機能がない
HTMLを編集する際に各種タグの閉じタグを自動で入力してくれる機能がないので、入力が面倒です。
また、プロパティの候補表示などの補助もありません。
予約語やコメントは識別されて色は変わります。
プログラムのスクリプト実行機能がない
これは自分がまだわかってないだけかもしれませんが、プログラムのスクリプト実行ができると嬉しいです。
サブスク型
フル機能を使用するには1000円/年 or 200円/月を支払う必要があります。
これだけの機能なので有料ってのは仕方ないですが、買い切りにしてほしかったです。
でも無料版と有料版の違いは
無料版:エディターでオープンできるファイル数 5、ファイルサイズの合計 1MB、ファイラーの追加アカウント 各2個 まで。
有料版:エディターでオープンできるファイル数 50、ファイルサイズの合計 100MB、ファイラーの追加アカウント 各50個 まで。
なのでがっつりした開発をしない限り、無料版でも問題ないかとは思いますね。
対応プログラミング言語
- C/C++
- C#
- CSS
- HTML
- Java
- JavaScript
- Perl
- PHP
- Python
- Ruby
- SQL
- Tax
- VBScript
- XML
まとめ
- HTMLや各種プログラム言語に対応していて起動も遅くない
- iPadでも十分開発できるレベル
- リリースされてからまだ3ヶ月なので、これかの改善にさらに期待
- サブスク型
- 公式のマニュアルの内容が充実してる