感想
嫁が図書館で借りてきました。
自分の子供は2人とも男ですし、自分も肉体的にも精神的にもタフとは言えないので、息子達にはタフになってもらいたいと思い読んでみました。
特に最近はインターネットやスマホなどが普及しまくってる等、自分や嫁が子供の頃と環境が違いすぎます。
そのため、自分の子供の時にこうだったから単純に同じようにしてもダメですからね。
育児の悩みは日々つきません。
この本は泌尿器科医である岩室紳也さんが実際に男子と向き合ってきた中で、イマドキの男子をタフに育てるためのアドバイスがまとめられています。
特に岩村さんの本職である、性についての記述も多くあるのが印象的でした。
本の最後にQ&A的なものもあります。
自分は息子たちと性に関する話題(子供はどうやって産まれるの?等)になる、もしくはなりそうになると、うやむやにして別の話題に切り替えていましたが、この本を読んで、もっときちんと話しをしないとなと考え直させられました。
とはいえ、実際にそのような場面になると、うまく話しができるか分かりませんが。
その他には男子の特性(基本一匹狼でプライドが高い等)がある前提でこうしたほうが良いといったことがかかれています。
その他で一番心に残り、実践しようと思ったのが「わからない」を禁句にするということです。
タフに育てるためには、適度なプレッシャーやストレス等を与える必要とありますが質問に対して「わからない」と言うことで、そのプレッシャーやストレスから逃げることになるとあります。
理由としては、正解を言わなければいけないというプレッシャーや、考えが他の人と違うかもしれないというストレスがありますが「わからない」と自分の考えを言わないことで、間違えないし、他の人と考えが違うということも発覚しないので、それですんでしまいます。
それを繰り返してるうちにちょっと間違えたり、他の人と考えが違ったりしただけで耐えれなくなったり、そもそも自分の考えを考えなくなってしまうようになるとありました。
振り返ってみると、息子に質問しても「わからない」と答えられることが結構あるなと思います。
本当に「わからない」のかもしれませんが、自分も息子に質問された時に簡単に「わからない」ですませてしまっていることも多いので、その影響もあると思いますし、自分の聴く姿勢にも「14の心で聞く」姿勢が足りないなと反省です。
これをきっかけに我が家でも「わからない」を禁句としてみようかと思います。
息子もそうですが、自分も男子としてもっとタフになるために。
と、まとまりもなく感想を書きなぐりましたが
他にもなるほどなということが色々と書いてありますので、男子の育児や、性関係のことをどう育児に盛り込むのか悩まれてる方は読んでみるとすっきりしたり、新たな発見があると思います。