以前、プログラミング初心者だけど、プログラミングを初めてみたいという方に向けて初心者がプログラミングを始める4つの方法をざっくり説明という記事を書きました。
今回は書籍で学習することにフォーカスをあてて学習方法を紹介していきます。
書籍の購入方法
書籍で学習するには書籍を購入しなければ始まりません。
まずは書籍の購入方法を紹介します。
- 書店の実店舗で実際の本を購入する(新品・中古)
- メルカリで実際の本を購入する(中古)
- 楽天・Amazonなどで実際の本を購入する(新品・中古)
- Amazon Kindleで電子書籍を購入する
- Amazon Prime Reading、Kindle Unlimited対象の電子書籍を無料で購入する
一つ一つメリット・デメリットを見ていきます。
書店の実店舗で実際の本を購入する(新品・中古)
- 本の内容を確認して購入できる
- 取り寄せさえすれば基本全ての本が購入できる(新品に限る)
- 在庫がない本だと取り寄せになり手間がかかる
- 新品だと値段が高い
- 中古だとメルカリより値段が高い場合が多い
ネット通販だと本の概要とレビューだけがたよりなので、やはり立ち読みで本の内容を確認して購入できるのが最大のメリットですね。
メルカリで実際の本を購入する(中古)
- 実店舗の中古書店より安い場合が多い
- コメントのやり取りで実際の感想などを聞ける
- ほしい本が出品されていないとどうにもならない
メルカリはやはり安さが売りだと思います。
あとはコメントでどこまで本の内容を出品者さんから引き出せるかですね。
楽天・Amazonなどで実際の本を購入する(新品・中古)
- 品揃えが豊富
- 新品でも定価より安く購入できる場合がある
- レビューにやらせ(さくら)レビューがまじっている場合がある。
最近は色々なものを実際の店舗ではなくネットで購入するこが増えてきていると思います書籍も例外ではないです。
実店舗より在庫切れの心配もないので、安心して購入はできますが、最近はやらせのレビューもあったりするので、慎重に選ぶ必要があります。
Amazon Kindleで電子書籍を購入する
- タブレット1台で何冊も持ち運べる
- 文章のハイライトやメモができる
- ハイライトやメモを検索してページ移動ができる
- 電子書籍化されていない本もまだまだある
- やっぱり本は紙でしょって人には受入られない
-
Amazon Prime Reading、Kindle Unlimited対象の電子書籍を無料で購入する
- Kindleで挙げたメリット
- 対象の書籍であれば、月額料金のみで読み放題
- 対象書籍がすくない(特にPrime Reading)
- 最新の本は対象でない場合が多い
- 本を読まなくても月額料金が取られる
僕の一押しはこれなのですが、やはり対象の本が限られているのが難点ですね。
しかし、月額料金さえ払えば読みほうだいなので「これは違うなぁ」と思ったら次の書籍を試せるのは大きな魅力だと思います。
書籍を使った学習方法
書籍を使った勉強方法は基本的に説明を読んで、書かれているプログラムを実際に自分のPCに打ち込んで実行してみるという方法になると思います。
ここで大事なのはプログラムの構文を暗記する必要はないというところです。
プログラミング初心者の方はここで大きくつまずくことが多いのかなと思います。
よーし書籍1冊おわったからプログラミングしてみよ
↓
あれ?構文が全くでてこない・・・
↓
今までの勉強はなんだったんだ・・・
↓
自分ダメダメじゃん
↓
プログラミングは自分にむいてないんだな
↓
プログラミングやーめた
これかなりあるあるだと思います。
でも安心してください。
プログラミング経験者の僕らだって書籍丸ごと頭に入っているわけではないですし、分からなかったらGoogle先生に聞きまくります。
プログラミングは学校で習うような普通の勉強とは違う
暗記するのではなく、分からないこをググって解決する力が必要になります。
そのためにプログラミングで何ができるかやプログラムの仕組み、考え方といったほうが大事になります。
それを書籍で学ぶのです。
実際にプログラミングで詰まったときも仕組みや考え方さえ分かれば、ググる時のヒントになりますからね。
そりゃ構文を暗記してたほうが早くプログラミングできるので生産性が高くなるので暗記しておくことにこしたことはないですけど。
実際のプログラミングをやってるうちに
「体が覚えてらっ」
ってなりますから安心してください。
書籍から学ぶこと
おさらいです。
書籍から学ぶことはプログラムの仕組みと考え方です。
それを踏まえて書籍に書かれているプログラムを実際に自分のPCに打ち込んで実行させてみて、プログラムの仕組みと考え方を定着させるんです。
決してプログラムを暗記するために実際に自分のPCにプログラムを打ち込むわけではないんです。
そこを勘違いしないようにしましょう。
書籍での学習のつらいところ
これは書籍だけでなく独学系の学習方法全般にいえることですが、分からなかったりした時に聞ける人がいないということですね。
書籍に書いているプログラムを完璧に書き写しているつもりなのにうまく動かない。
何度も何度も書籍と自分が書いたプログラムを見比べても違いは見つけられない・・・。
こうなるとにっちもさっちもいかなくなって、最悪プログラミングを辞めてしまうきっかけになってしまう可能性もあります。
プログラミング経験者であれば、エラーの内容などでググったりして解決できたりするんですが、プログラミング初心者にはかなりハードルが高いです。
その対策としては
とりあえず日を改めてみる
これは結構有効です。
何度見ても本と自分のプログラムが同じに見える時はとりあえず日を改めてみると、あっさり違いや原因が見えてくることがあります。
1からコードを打ち直してみる
何度みても違いや原因が分からないのであれば、1からコード打ち直してみましょう。
これも新たな気持ちでやり直しすることで、意外とうまくいきます。
ファイル比較ツールを使用して比較する(電子書籍の場合)
これは電子書籍ならではですね。
電子書籍だと書籍のコードをコピペできるので、自分が作成したコードと別のファイルに保存してから、ファイル比較ツールで違いを探します。
Macのファイル比較ツールは以下のサイトが参考になると思います。
Macでサクっと使えるDiffツール【3選】
ココナラで質問してみる
お金を払ってでも解決したいのであれば、スキルの売り買いができるココナラの「IT・プログラミング・開発の相談」で今の状況の相談にのってもらうというのも手です。
最終手段の1歩手前ですね。
MENTAに登録してメンターを雇う
これが最終手段。
いつでも相談できるメンターをつけて、分からないことがあればガンガン質問して解決していくというスタイルです。
ココナラは単発ですが、MENTAは月単位で契約するイメージです。
僕の学習方法
僕が書籍で学習する場合の方法を首魁します。
書籍で学習する場合は書籍とPCのエディタを隣り合わせにして学習するのがポイントです。
書籍とPCのエディタを横並びにする
僕はKindle派なので書籍とエディタを横に並べて学習することが多いです。
これだと首の動きが最小限になるので、首も痛くならないですし効率も良いですよね。
そして大事だなと思ったところにはハイライトを入れてあとで見返すことができるようにしたりしています。
これが、電子書籍ではなく実際の本だったとしたら、プログラムを打ち込んでる際に本をそのページに固定しておくのがつらいですからね。
iPadでも同じようなことができる
iPadでもSplit ViewのおかげでKindleとエディタを並べることでPCでの学習と同じようなことができます。
エディタは以前紹介したLiquidLogicを使えばiPadでもプログラミング可能で良いと思いますが、もっと手軽にやりたいのであればブラウザ上の開発ツールのも環境構築の必要がないのでおすすめです。
実際の本でやる場合
電子書籍でなく実際の本で行う場合は、コーディングをする時に本の該当ページを抑えておかないといけないので、ダイソーのブックスタンドを使ってます。
200円商品になりますが、優れものです。
とりあえずこれぐらいの厚さの本は支えれる。
角度もかえられます。
まとめ
ここまで書いておいてなんですが、プログラミング初心者が書籍で学習を開始するのはハードルが高いのかなと思ってます。
理由としては「書籍での学習のつらいところ」でも書いていますが、詰まったら手も足もでなくなるんですよね。
おそらく書籍での学習を選択する方がココナラやMENTAなどを利用するのも考えにくいですし。
個人的に書籍での学習にメリットがある場合は、Kindle Unlimitedを既に契約してて、その中にあるプログラミング学習の書籍で学習する場合のコストパフォーマンスぐらいかなぁと思います。
とはいえ書籍での学習は本さえ買ってくれば手軽に始めれるので、とりあえずやってみるというのは全然アリです。
なんでも「行動」してなんぼですからね。
今後、初心者がプログラミングを始める4つの方法をざっくり説明で書いている別の方法も紹介していくので、自分にあった方法でプログラミングを初めてもらえたらと思います。